令和6年6月2日(日)、浅井中小学校において「令和6年度浅井町連区防災訓練(中小学校区)」が開催されました。浅井町内の3小学校区に分かれての訓練で、中小学校区では本郷・新田・宝生町・晴林台・大日比野・前野・長田の7町内から約50名が参加して訓練が行われました。

 訓練は、訓練本部長の栗本裕士連区長による開会挨拶で始まり、最初に一宮市総合政策部危機管理課専任課長の稲葉幸太郎氏による避難所設営等についての講話がありました。講話の内容は、①自宅の耐震化 ②家具の固定化 ③食料、飲料水等の備蓄の重要性 ④家族間の事前の打ち合わせなど多岐にわたるもので、とても参考になる内容でした。

 そのあと、参加者は2班に分かれて、避難所設営訓練、救急救命訓練、防災備蓄倉庫体験訓練に取り組みました。避難所設置訓練ではパーテーションテントと簡易トイレの設営を、救急救命訓練ではAED使用訓練と心肺蘇生訓練を体験していただき、防災備蓄庫体験訓練では備蓄品の内容や発災時の活用方法について、稲葉専任課長から詳細な説明を受けました。

 訓練終了後には一宮消防署浅井・西成消防出張所消防士長の森井祐太氏から訓練講評がありました。

 小雨模様の中での訓練でしたが全ての訓練が滞りなく終了し、参加者の皆さんからは防災意識が高まり有意義な訓練だったとの感想が多く聞かれました。

簡易トイレ設営訓練の様子
パーテーションテント設営訓練の様子
AED仕様訓練の様子
心肺蘇生訓練の様子
防災備蓄倉庫体験訓練の様子