2月3日土曜日、児童館の図書室では、子ども達が囲碁の碁盤とにらめっこをしている姿がありました。先生から少しのヒントをもらうと子供たちは良い一手をすぐ導き出していくことに驚きました。また、いろいろな場面を想定した問題集に取り組んでいる子もいます。「うーん。」と悩んでいますが、考えることを楽しんでいるように見えました。いくつか先の手まで考えて碁石を置いていくのはなかなか難しいことではありますが、先生は褒めたり、アドバイスを出したりと、一人ひとりの力に合わせて指導をされていました。子どもが会心の一手を出したときは、とても褒めてもらい、その子のうれしそうな笑顔が印象的でした。
生徒の一人の小学五年生の男の子に囲碁の楽しいところをたずねると、「ルールを覚えたら楽しくなってきた。駆け引きもおもしろいよ。」と答えてくれました。子ども達は囲碁を通していろんなことを学んでいるのだと思いました。
教室終了後は先生と将棋を始めた子ども達でしたが今度は先生が対局中に「うーん。」と悩む場面があり、微笑ましかったです。