黒岩祇園祭は、黒岩に鎮座する石刀神社の祭礼です。

この祭りは、江戸幕府の命で薩摩藩が行った宝暦治水の労に感謝し、犠牲者の霊を慰めるため江戸時代中ごろに始まったと伝えられています。
 他の地域の川祭りとは違い、黒岩は川岸に面していないため舟でなく山車に飾り付けをして引き回した事が始まりと言われています。
山車の高さは約15m、神木提灯12個・平提灯365個など約550個の提灯で飾られています。
小学生の子供達もお囃子の練習を約2ヵ月前から始め、祭りを盛り上げています。

2016年3月に、一宮市の無形民俗文化財として指定されています。

8月2日午後6時30分、いよいよ黒岩祇園祭が始まります。(画面右側にある提灯は、これから山車に取り付けるものです)
世話役の方々です。

提灯の飾りつけが始まります。山車の屋根上に4人の氏子さんが待機しています。(屋根上にある俵に、下から上がってくる平提灯を順番に、差し込んでいきます)

 平提灯の飾りつけが始まりました。今年は旧暦閏年のため、例年より1個多い366個の提灯を飾り付けます。

中野市長と奥様が、浴衣姿でお越しくださいました。(たくさんの人だかりで、奥様の写真は撮れませんでした)
今年は、天候に恵まれ、ほどよい風もあり、過ごしやすい祭日となりました。
とても、美しいです。