6月4日(日)、浅井北小学校にて、浅井町連区防災訓練を実施しました。北校区8町内から各5名ずつ参加してもらい、関係者、役員を合わせて総勢61名の参加者の防災訓練となりました。

 開会式後、一宮市危機管理課の管理官の方から講和がありました。折しも、二日前の6月2日に東海地方に線状降水帯が発生し、一宮市でも一時、いくつもの警報が発表されました。講話は今回の大雨にも触れながら、災害時における避難所の役割や避難所で気を付けることなどを話していただき、参加者は真剣に聞いていました。

 その後、危機管理課の職員の方の指導で避難所受付訓練に入り、各町内ごとに「避難所入所者票」の作成に取り組みました。最初は二つのグループに分かれ、「ワンタッチパーティション」と「段ボール簡易ベッド」の設営訓練に移りました。みんなで協力し合いながら完成したパーティションに入って座ったり、段ボールベッドにも横になってもらうなど、寝心地など体験してもらいました。

 次は浅井西成消防出張所の消防士から心肺蘇生の方法や、AED(自動体外式除細動器)の使用手順を教えてもらい、実際に胸骨圧迫法を全員で機材を使って体験しました。

 最後は防災備蓄倉庫に行き、倉庫内の見学、説明を受け、消防団員からの講評をいただき、訓練は終了しました。

 自分たちの町は自分たちで守り、安全で安心して暮らせる、そして、いつ起きるか予測できない自然災害に対する大変貴重な訓練となりました。多くの方々の協力のおかげで無事に終了できました。本当にありがとうございました。

 

受付訓練
心肺蘇生訓練
ダンボールベット組み立て訓練
ワンタッチパーテーション組み立て訓練
備蓄倉庫の説明