モバイルトイレは、車いす利用者らが外出先で使う移動型バリアフリートイレとして開発されました。
移動は、けん引免許不要で普通免許で運転できます。但し、車両は、国土交通省の定める計算式でけん引可能重量が750㎏以上が必要です。
設置には、作業人員2名で、約30分必要です。車いす用のスロープは、傾斜角5°、幅80㎝です。
室内は、冷房専用エアコンが設置され、熱中症リスクの高まる夏場でも安心して使用できます。
外側についている黄色ランプは、緊急ランプです。トイレ内で異常があった場合、外に音と光で知らせます。
平常時は、地域の祭りや花火大会、キャンプ場、特別支援学校の校外学習などでの利用を想定しています。災害発生時の使用事例として、2024年1月の能登半島地震後には被災した石川県能登町や珠洲市に提供し、幅広く利用されました。
トイレの可能使用回数は、約100回。上下水道が直結できれば、上限なく使用可能です。