教頭先生にインタビューの4回目は浅井中学校の教頭 戸田恭子先生です。とにかく「華やか」と言う言葉がぴったりな先生です。いつも素敵なファッションでとてもお洒落です。(会う時はファッションチェックをしてみてください。)戸田先生は今年、教頭先生になられて多忙な日々を送られています。
質問1: 浅井中学校の1番いいところを教えてください。
戸田先生: 山田校長先生が明るく、元気なところです!生徒は元気があってみんな明るいです。PTA役員さん、地域の人が協力的で浅井中学校の教師は休まずみんな元気いっぱいなところです。《中学校は部活動もあり先生は校内・校外問わず、お忙しそうですがパワフルな先生方ばかりです。》
質問2: 教頭先生として日頃、生徒たちとの触れ合いの中で気をつけていることは何ですか。
戸田先生: 生徒たちに寄り添うように心がけています。担任ではないのでフリーの立場で生徒の近いところで寄り添い、話をじっくり聞くようにしています。
質問3: 教頭先生の仕事をするにあたり、心がけている事は何ですか。
戸田先生: 私は学校の窓口になっています。校長先生が安心して学校外でのお仕事もできるように頑張っています。また保護者の方との対応では特に言葉に気をつけて相手の方の思いも汲み取りながらお話しするようにしています。それと地域の方々にも深く感謝して様々な行事や事案に取り組むよう努力しています。
質問4: 浅井中学校の先生に伝えていきたい事は何ですか。
戸田先生: 常に机の上の整理整頓!机の上の整えは自分の心の整えにつながります。そして生徒一人ひとりに丁寧に対応すること。自分の思いや決めつけで生徒を見ることがないよう、そして話をよく聞くことを伝えています。でも、先生方は本当に頑張ってくれていてありがたいです。
質問5: これから戸田先生が挑戦してみたいこと何かありますか。
戸田先生: 今デコラティブアートの勉強を始めています。布や写真、立体物等をデコレーションする技術を磨いています。何級というレベルもあり、なかなか大変ですが楽しいですよ。それと音楽活動をこれからも楽しみたいです。
この音楽活動について尋ねると、先生はバンドを組んでいてボーカルを担当されています。ジャンルはジャズ、ボサノバを中心とした大人の音楽です。細身の体から出る素敵な歌声を聴いてみたいです。🎶
中学生は大人への階段を一歩一歩、上り始める時期です。身体も心も成長していく大切な時に中学校の先生は関わられています。学校生活の中で先生と生徒、または生徒同士で衝突することもたくさんあり、その時の先生の対応で生徒は乗り越えることもあれば反感を持ってしまうこともあると思います。戸田先生はどんな時でも生徒一人ひとりに対してしっかり受け止め、寄り添い、話を聞きます。この戸田先生の姿勢は他の先生方にも伝わり、先生と生徒の間に信頼関係が築かれていきます。とても忍耐の要ることですが戸田先生は生徒とともに小さなことも大きなことも一緒に乗り越えていかれます。ささいなことにも目を止め、生徒の話にじっくり耳を傾け、共感して、きめ細やかに対応されています。それは先程のデコラティブアートの小さなビーズやストーンを少しずつ装飾して、奥行きのある輝きの作品を作り上げていく過程に似ているように思います。戸田先生はどんな子にもあと1歩前へ踏み出す力をつけてあげ、輝きある生徒に導かれています。授業も担当されていて教頭先生の職務もこなされている戸田先生はまさに輝きある教頭先生です。
今回、4校の教頭先生とお会いしてたくさんお話を聞かせていただきました。学習面、部活動、生活面など様々な角度から児童、生徒を指導されている立場にある教頭先生。一見して厳しく、大変な職責を果たされています。しかしどの教頭先生も子どもたちを思う心、その深い愛情。PTA、保護者、地域の方々、そして学校の先生方への感謝の思いがお話の中で溢れていました。浅井町の子どもたちは学校でもたくさん愛情を注がれて育っていることを感じました。船で例えれば船長は校長先生です。教頭先生は、一等航海士であり、機関長も兼任して先生方クルーをまとめ上げ、それぞれの学校という超大型船を動かしています。4校の船は日々安全に航海を続けています。お忙しい中インタビューへ伺わせてもらいました。笑顔で迎えていただき丁寧にお話をしてくださいました。どの学校でも長居してしまい、お話は尽きませんでした。太田先生、江崎先生、柴田先生、戸田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。