2020年、3学期の始業式を終えたこの日、浅井児童で『新年お楽しみ会』が開催されました。児童49名、幼児5名、大人5名の59名が参加しました。
最初に元気いっぱい新年の挨拶をしてから先生が今日みんなで遊ぶすごろくの由来をお話されました。そして、子どもたちに渡された紙はスタートとゴールのみ書かれたすごろくの用紙でした。名前を書き、自分のコマを作った後、すごろくのマスの内容を考えて書き込んでいきます。このマスに止まったら「先生にハイタッチ」「ドヤ顔をする」「早口言葉を言う」「机の周りをスキップする」「好きなキャラクターを5つ言う」など楽しいアイデアが尽きません。2年生のグループでは「7の段の九九を言う」があり、九九シリーズがいくつもあり、九九をがんばっていることがわかりました。そして完成したすごろくでみんなで遊びました。すごろくの次はカルタ遊びです。1人で10以上絵札を取った子もいました。
  新年お楽しみ会の最後に児童館から子どもたちはお年玉をもらい、どの子もにっこり笑顔でお礼を言っていました。
  すごろくではサイコロの代わりにジャンケンで遊ぶこともでき、特別な材料は必要なく、紙とペンがあればオリジナルのすごろくが作れます。作る過程も楽しく、遊ぶ時はとても盛り上がります。手作りすごろくは子ども同士で考え合いながらルールを作り、楽しむための工夫をしていました。パソコン、スマホ、携帯ゲームではこの体験はなかなかできません。伝承遊びで笑い声が響く児童館でした。大切にしていきたいお正月の伝承遊びであるすごろく。きっと子どもたちは家でも家族や友達とオリジナルすごろくを楽しんだことと思います。

すごろくの用紙

どんなすごろくにしようかな。

4枚合わせて大型すごろくで盛り上がりました。

元気よく「はい!」と絵札を取ります。