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文化財防火訓練:黒岩 石刀神社(1月28日)

毎年1月26日は、「文化財防火デー」として文化財を火災から守り、意識の高揚を図る記念日です。それに伴い、1月28日(水)10時から石刀神社境内(浅井町黒岩)で文化財防火訓練が実施されました(黒岩祇園祭りは一宮市無形民俗文化財になっています)。境内の郷蔵から出火し、隣接する山車蔵への延焼の恐れがあるとの想定で実施し、大事な山車を守る初期消火の方法などを直接消防士より指導を受けました。

山車は、山車蔵ができるまでは、解体保管されていたそうです。貴重な文化財を守るため、約40人の町民が参加されました。

最初は、「119番通報訓練」です。実際に、119番通報を行い、火災がどこで発生し、どんな状況か、消防車が入れる道筋や通報者氏名など 消防署との通話を携帯スピーカーを通じて学びました。
(実際の火災で、誰も119番通報していなく、消火活動が遅れた事例が散見されているそうです。)

「スモークハウス体験」です。ハウス内は、白い煙で足元もわかりません。実際の火災では、夜間黒煙でパニックになります。声掛けして、導くことが有効です。

「消火器使用訓練」です。操作手順は、消火器本体に図で書いてあります。ピンを引き→ノズルの先を持ち→ハンドルを握る 炎に噴射するのでなく、燃えている物体を見極めて噴射します。壁や屋根に延焼したら、消火器では消せません。退避して身の安全を確保します。
(この後、消火器が神社内のどこに・何本 設置してあるか目視で確認しました。)

最後に、質疑応答がありました。「泡消火器を山車にかけると本体の損傷が大きい、火だけ消せる消火器はないか。その入手先と価格はどのくらいか?」など、文化財を守るための質問が多くありました。
(昨年、酷暑の祇園祭りで、蝋燭が融け、何時に無く提灯が燃えたそうです。)

左端:一宮市 活力創造部 博物館 管理課長 久保 禎子 氏、
右端:一宮市消防本部 オオスカ 氏
ご多忙の中、ご指導いただき、ありがとうございました。