10月20日(月)午後2時から、シルバー教養講座の第3回講演が行われました。今回の演題は、「血圧を知ることから始める健康づくり」です。講師は、前回に引き続き一宮市北保健センター保健師:小塚 桃子さんです。高血圧の予防や血圧値が改善できる6つのポイント※を聞きました。後半は、健康寿命をのばす「高齢者のため」の貯筋運動をしました。最後に、浴槽におけるヒートショック対策を学びました。

講師は、第2回につづき小塚桃子さんです。分かり易い言葉と明るい笑い声で、参加者が納得できる説明をしていただきました。
血圧測定の正しいやり方説明です。参加者のほとんどの方が、毎朝、血圧測定をされていることに、ビックリしました。(高血圧は、関心の高い疾患です)
※高血圧予防及び血圧値改善の6POINT:①減塩 ②バランスのよい食事 ③減量 ④運動 ⑤節酒 ⑥禁煙
平均寿命だけでなく、健康寿命ものばす「高齢者のため」の貯筋運動。わずかな時間でも、筋力や身体機能、骨密度などが改善します。日常生活のなかで、取組む習慣を身につけましょう。
自分の体重を負荷として利用する「自重トレーニング」。無理をせず少しづつ負荷を高めていきます。自分の体力に合わせて行います。
浴槽におけるヒートショック対策:①入浴前に脱衣場と浴室を暖める ②湯温は41℃以下、入浴は10分まで ③浴槽から急に立ち上がらない ④食後すぐの入浴、飲酒・薬服用後の入浴も避ける ⑤入浴前に家族にひと声かける ⑥家族は入浴している人の動向に注意する。
(「不慮の溺死及び溺水」の7割は浴槽における溺水です。交通事故死よりも多いそうです)