8月21日(木)午後3時より浅井公民館で、『今できる介護予防と今後の備え』をテーマに地域包括センターアウンの遠藤 あい莉さんと訪問看護ステーションアウンの樽林 美咲さんより、ご講演をいただきました。
「地域包括支援センター」とは、一宮市より委託を受けた高齢者に関する相談窓口です。保健師等、社会福祉士、主任ケアマネジャーが中心となり、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう総合的に支援します。一宮市内には7か所設置されており、アウンの担当地域は浅井町と西成です。
「訪問看護ステーション」は、専門的な知識と技術を有するスタッフ(保健師、看護師、理学療法士など)が、利用者の病状が安定して自宅で生活できるように、定期的に訪問して体調管理を行い、いつも通りの暮らしが継続できるよう支援します。また、かかりつけ医者と連携を図り24時間の連絡対応体制で、利用者とご家族をサポートしてくれます。
浅井町の人口は18,980人、65歳以上は6,336人で、高齢化率33.4%です(一宮市:103,585÷377,661=27.4%)。市内では、4番目に高齢化率の高い連区です。今後の介護に対する備えを理解する上で、有用な講演会となりました。

地域包括センターアウンの遠藤 あい莉さん
訪問看護ステーションアウンの樽林 美咲さん
写真にはありませんが、地域包括支援センターアウンのセンター長である田中信子氏が、講演後の質疑応答で、参加者からの質問に丁寧に対応していただきました。とても有益な講演をしていただき、ありがとうございました。