12月5日(土)、浅井児童館でクリスマス会が開かれました。例年なら100名以上が一堂に集い、賑やかに開かれるクリスマス会ですが、今年は密にならないようにそして安心、安全に楽しく過ごせるようにと定員を各回15名に設け、開催回数を午前2回、午後2回の合計4回に増やして行われました。
今回も、事前に高学年の児童に声をかけ実行委員会を作り、先生と一緒に企画、準備を進めてきました。クリスマス会当日、実行委員の児童はどの子もクリスマス会を楽しみながらもてきぱきと動き、下級生や小さな幼児に優しく話しかけたり、丁寧に接したりして大活躍でした。このように子ども達の成長をみると、先生方と子ども達が共に創り上げ、日々歩んでいる児童館なんだと感じます。
とにかく密にならないように考えられたクリスマス会はまず、ネームシールにつけられたスクラッチカードを削り、ベルチーム、サンタチーム、トナカイチームの3グループに分かれ、3つの部屋を入れ替わりながら射的などのゲームを楽しみました。中でも、2人ペアになり、輪にした太めのゴムを広げて空き缶を挟んで運ぶゲームは密にならずに相手と力を合わせるもので歓声をあげながら走り、盛り上がっていました。
ゲームを楽しんだ後はブラックライトを使ったミュージックシアターをみんなで見ました。
最後に、サンタクロースから届いた手紙を先生が優しい口調で読み上げました。来年はぜひ児童館へプレゼントを持って訪れたいことや、それまでみんなは元気で優しさを忘れずに過ごしてほしいという温かいメッセージでした。そのサンタクロースからのプレゼントを先生方が紐の先につけて「千本引き」という楽しいゲームにして、みんなワクワク、ドキドキしながら選んだ白い紐を引っ張っていました。
クリスマス会の最中に保護者の方に今年のクリスマスの過ごし方を尋ねると、家でいつもよりお料理をたくさん作ったり、お菓子やケーキなどを用意し、家族でホームパーティーを予定していると答えてくださる方が多くいらっしゃいました。
今年のクリスマス会は、いつもとは大きく違いましたが、子ども達と先生方が意見を出し合い、手作りでゲームを準備したりと心のこもった素晴らしいクリスマス会だったと思います。少し早めのクリスマスを楽しんだ子ども達でした。