2月21日木曜日浅井児童館で東京海上日動のG r e e n G i f tプロジェクトの1つ『みどりの授業』に浅井中小学校の1年生から4年生までの児童41名が参加して地球の環境を守るために何ができるかをみんなで考えてみました。
はじめに、様々な形のマングローブの木や植林の様子、マングローブの近くで生活をしている人々のインタビューなど、多くの映像を見ました。マングローブを知らない子も多くいて、説明に歓声をあげたり、驚きの声を出したりと興味を持って聞いていました。
海水でも元気に育つことや、マングローブの木の周りでは生体活動が活発で多くの生き物がいること。津波や台風といった自然災害から家や人を守ってくれることや葉や木の枝も人々の生活の中で使われていることなどを聞き、マングローブは地球や人間、そして動物にとってもとても大切な植物であることを学びました。
そして今、地球温暖化で世界の国々で自然や生態系が壊れていることを聞いた上で自分たちは地球の環境守るために何ができるかを話し合いました。「動物、植物を大切にする。」「ゴミを減らす。」「ものを大切にする。」「川や海を汚さないようにする。」など多くの意見が出ました。
終了後、子ども達に感想聞くと「面白かった。」「マングローブが100種類もあることにびっくりした。」「家でみんなに話したい。」と答えてくれました。
約45分間という長い時間でも子ども達は集中して話を聞いていました。また〈光合成〉や〈二酸化炭素〉〈食物連鎖〉〈地球温暖化〉などまだ学校でも習っていない言葉がたくさん出てきましたが、みんな素直に受け入れて理解し、自分の考えを手を挙げて立派に発言していました。子ども達の活発な意見が出る様子から「学ぶ」という原点を見た気がしました。今後も子ども達が地球環境保護活動に取り組める機会が増え、マングローブのように、人や生き物、そして環境にも優しい子が育ってほしいと感じました。