浅井中学校の山田貞二校長先生が今年3月一杯で定年を迎えられます。2月15日に地域づくり広報部会の川路、栗本委員が山田校長にインタビューを行い、先生の経歴、生徒、保護者、地域への思いなどを聞いてまいりました。

 最初の赴任先は瀬戸市でしたが、住居とか結婚などの関係で、暫くして一宮市の貴船小学校に赴任することとなり、その後は中学校での教員生活となり、葉栗中学、千秋、大和そして当浅井中学校で教鞭をとられました。

 浅井中学校へ赴任してすぐに気が付いたことは、校長と先生方、そして先生と生徒の間には大きな壁があって、信頼関係が希薄な状態であった。そこで、命の大切さ、利他共生、凡事徹底というキャッチフレーズのもと、自ら率先して生徒、先生に少しでも寄り添うことを実践し、今ではお互いの信頼関係の壁はだいぶ取り除けたと思うし、先生も生徒も自分の意志を積極的に発言、発信するという環境は整いつつあると思う、とのこと。学校も常に学習しなければならないが、保護者の皆さんにも自らの意識高揚の為、学習して欲しい、勉強して欲しい。浅井町という地域については、組織がしっかり構築されており、頼れる地域である。また後輩の先生方には、現状に満足せず、そして失敗を恐れず、多くのことにチャレンジして欲しい、とアドバイスを頂きました。

第二の人生は奥さんとともに、奥さんに感謝しながら、学校教育に携わる仕事を続け、少しでも一宮市の学校教育に恩返しをしたいとのことです。  

いつも笑顔の山田校長先生

 お忙しい中、時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。これからも一宮市の教育に多大なる貢献をされることをお祈りします。