休校となって、児童生徒のいない学校現場ですが、先生一人ひとりが
新年度に向かって忙しく準備をしています。この年度末の忙しい中、
3月一杯で退任される樋野校長先生に時間を取っていただき、お話を
伺ってきました。
子供たちに対する熱い思い、浅井北小学校に寄せる愛着、地域の方々への
感謝の気持ちなど、樋野校長ならでは思いやりと温かさが印象的でした。
子供たちが一年一年、成長していく姿を見るのがとても楽しみであること、
校長室の敷居はできる限り低くし、誰でもが入りやすい雰囲気を作ること、
そして地域とのつながりを大事にしてきたことなど、思いやりの樋野先生
ならではのお話でした。
子どもたちには「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える人に
育ってほしい、教員には子どもたちと向き合う時間を大切にしてほしい、
教室には「わからない」といえる教室を作って下さい、とのことです。
第二の人生をゆったりと、静かに趣味の読書を楽しみながら過ごしたい、
そして、たまには夫婦で旅行もしてみたい、との願いです。
最後に地域の方々へは「ありがとう」の一言に尽きるとおっしゃって
いました。樋野先生、38年という長い教員生活お疲れ様でした。第二の人生を
思う存分楽しんでください。ありがとうございました。
児童生徒の