東京力士霊魂之碑と書かれた慰霊碑が、東浅井の長誓寺にあります。その由来を、「お庫裏さま」に伺いました。

長誓寺史をめくりながら、当時の東京六角力士協会が建立した経緯をたどりました。170年も前から接骨医 森林平氏と大相撲との関わりがあったのです。力士だけでなく呼び出しや行司さんまで無料で治療し、明治時代の相撲界のスーパースターたちが浅井町に来ていた事にビックリ驚き!!です。

 

慰霊碑の横にある力士像が濱碇(はまいかり)関だと分かり、長誓寺の北にある石碑が、彼の辞世の句だと分かりました。濱碇関はその後、安城で薬の行商をしたとされ、安城市里町には森林平氏の石碑と共に彼の力士像が建っているそうです。                                うら枯れや我は帰らぬ旅の人  東渓(俳号)…….写真に撮れば大きな力士の手にも見えてきます。