8月31日から10月17日まで一宮市博物館で特別展示「生誕110年 三枝惣太郎 彫刻と絵画」展が開催されています。三枝惣太郎は香川県小豆島生まれで、東京美術学校彫刻科を卒業して名古屋芸術大学教授を務め、1982年ごろに浅井町前野に住居を写し、美術展の審査委員など市の芸術振興に貢献されました。
 今回の特別展示は三枝氏の生誕110年を記念して、彫刻作品だけでなくイワシや船、花などを題材にした絵画も含め、66点を展示してあります。絵画は抽象化、単純化された内容で、彫刻は、母子像、花器等優しさ、優雅さが表現されています。
 浅井町に居住して活躍された彫刻家として、記憶にとどめたいものです。興味のある方は是非博物館に足を運んで下さい。